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月別アーカイブ: 2025年1月

未来に繋ぐ阿波晩茶~episode7~

皆さんこんにちは!

Kamikatsu-TeaMateの更新担当の中西です!

 

皆様新年あけましておめでとうございます

今年もどうぞよろしくお願いいたします♪

 

さて今日は

未来に繋ぐ阿波晩茶〜episode7〜

ということで、数多くある日本茶の種類についてご紹介♪

日本茶は、緑茶を中心に多彩な種類を持ち、国内外で愛される伝統的な飲み物です。その味わいはもちろん、健康効果やリラックス効果からも注目されています。日本茶は、地域や製法の違いによって風味や香り、色が大きく異なり、それぞれが独自の魅力を持っています。本記事では、日本茶の種類について詳しく掘り下げ、各茶の特徴や楽しみ方を紹介します。


日本茶の基本的な分類

日本茶の主な種類は、茶葉の栽培方法や製法の違いによって分類されます。ここでは、日本茶を代表する以下の主要な種類について解説します。

  1. 煎茶(せんちゃ)
  2. 玉露(ぎょくろ)
  3. 抹茶(まっちゃ)
  4. ほうじ茶(ほうじちゃ)
  5. 玄米茶(げんまいちゃ)
  6. 番茶(ばんちゃ)
  7. 茎茶(くきちゃ)
  8. 冠茶(かぶせちゃ)

1. 煎茶(せんちゃ)

煎茶は、日本茶の中で最も広く飲まれている種類で、日本茶全体の約70%を占めると言われています。茶葉は日光を浴びて育てられ、摘み取られた後に蒸されて揉み、乾燥させて作られます。この製法により、緑茶特有のさわやかな香りと苦味、渋み、甘味が生まれます。

特徴

  • 色:鮮やかな緑色
  • 味わい:さっぱりとした風味と程よい渋み
  • カフェイン:適度に含まれる

楽しみ方: 煎茶は日常的に楽しむのに最適で、和菓子や軽食との相性が良いお茶です。また、湯温を調整することで、より甘味や渋みを引き出すことができます。70~80℃程度の温度で淹れると美味しく仕上がります。


2. 玉露(ぎょくろ)

玉露は、茶葉を育てる過程で日光を遮る「覆い下栽培」が施された高級茶です。茶葉を直射日光から守ることで、渋み成分であるカテキンの生成を抑え、旨味成分であるテアニンを多く含むようになります。その結果、玉露は非常にまろやかで甘味の強いお茶となります。

特徴

  • 色:深い緑色
  • 味わい:濃厚で甘く、渋みが少ない
  • カフェイン:高め

楽しみ方: 玉露は、高級な茶葉のため、丁寧に淹れることが求められます。50~60℃の低温でじっくりと抽出すると、玉露特有の旨味を引き出すことができます。少量をゆっくり味わうのが一般的です。


3. 抹茶(まっちゃ)

抹茶は、碾茶(てんちゃ)と呼ばれる茶葉を石臼で細かく挽いて粉状にしたものです。茶道で使われることが多いですが、近年ではスイーツやドリンクの原料としても広く利用されています。栽培方法は玉露と同じく覆い下栽培で育てられ、旨味とコクが特徴です。

特徴

  • 色:鮮やかな緑色
  • 味わい:濃厚な旨味と苦味
  • カフェイン:高め

楽しみ方: 抹茶は茶筅(ちゃせん)を使って湯と混ぜ、泡立てて飲みます。茶道では濃茶(こいちゃ)と薄茶(うすちゃ)という2つの飲み方があります。また、アイスクリームやケーキ、ラテなどのスイーツとの組み合わせも人気です。


4. ほうじ茶(ほうじちゃ)

ほうじ茶は、煎茶や番茶を高温で焙煎して作られるお茶です。その焙煎過程でカフェインが減少し、香ばしい香りと軽い味わいが特徴となります。

特徴

  • 色:赤みがかった茶色
  • 味わい:香ばしく、さっぱりしている
  • カフェイン:少なめ

楽しみ方: ほうじ茶はカフェインが少ないため、子供や高齢者でも安心して飲むことができます。また、食事との相性が良く、特に脂っこい料理や和食とよく合います。冷やして飲むと、夏場にもぴったりの飲み物になります。


5. 玄米茶(げんまいちゃ)

玄米茶は、煎茶や番茶に炒った玄米を混ぜたお茶で、独特の香ばしさが特徴です。日本では、昔から親しまれているカジュアルなお茶として知られています。

特徴

  • 色:薄い緑色
  • 味わい:香ばしく、軽やか
  • カフェイン:控えめ

楽しみ方: 玄米茶は食事中やリラックスタイムに最適です。炒った玄米が作り出す香ばしさは、おにぎりや漬物などの和食とよく合います。


6. 番茶(ばんちゃ)

番茶は、茶葉を遅い時期に摘み取って作られるお茶で、煎茶に比べてカフェインが少なく、軽い味わいが特徴です。地域によって様々な種類の番茶が存在し、「京番茶」や「三年番茶」など、独特の風味を持つものもあります。

特徴

  • 色:淡い緑色または茶色
  • 味わい:軽くさっぱりしている
  • カフェイン:少なめ

楽しみ方: 番茶は日常使いのお茶として広く親しまれており、特に夕食後や寝る前のリラックスタイムに適しています。


7. 茎茶(くきちゃ)

茎茶は、煎茶や玉露を作る過程で取り除かれた茎を使用して作られるお茶です。茎にはカテキンが少なく、甘味成分が多く含まれているため、まろやかな味わいが特徴です。

特徴

  • 色:薄い緑色
  • 味わい:甘く、まろやか
  • カフェイン:少なめ

楽しみ方: 茎茶は、日常的に飲むのに最適で、軽いお茶菓子や和菓子と合わせるとよく合います。


8. 冠茶(かぶせちゃ)

冠茶は、玉露と同様に覆い下栽培で育てられた茶葉を使用していますが、覆いの期間が玉露よりも短いのが特徴です。これにより、玉露のような旨味と煎茶のようなさっぱりとした風味が融合した味わいを楽しむことができます。

特徴

  • 色:濃い緑色
  • 味わい:旨味と渋みのバランスが良い
  • カフェイン:適度

楽しみ方: 冠茶は、湯温を調整して旨味を引き出すように淹れるのがおすすめです。食事中のお茶としても楽しむことができます。


日本茶の地域性と多様性

日本茶は地域ごとに異なる気候や土壌条件で育てられており、それぞれの地域に独自のお茶文化があります。例えば、静岡県の煎茶、京都宇治の玉露と抹茶、鹿児島県の深蒸し茶など、地域ごとに特色あるお茶が生産されています。また、近年ではオーガニック栽培や新しい製法による個性的なお茶も登場しています。


結論

日本茶は、煎茶や玉露、抹茶、ほうじ茶など、多様な種類があり、それぞれの味わいや香り、効能が異なります。これらの日本茶は、生活の中でリラックスや健康増進に役立ち、また、日本文化を象徴する飲み物として国内外で高い評価を受けています。地域ごとの個性や伝統的な製法を楽しみながら、自分に合った日本茶を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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